2015年2月11日水曜日

クリスマスローズの寄せ植え

暖かい日中に春を感じたので、クリスマスローズを使った寄せ植えを作りました。クリスマスローズの他には、プリムラ・ジュリアン、ビオラ、クリサンセマム・ノースポールなど。

一見すると春の寄せ植えのようですが、わたしが寄せ植えを作る場合は、一年楽しめる宿根草主体の寄せ植えにします。

この寄せ植えにも、プリムラやビオラが終わったあとに主役となるホスタが二種類とベルゲニア・ルナーグロー、ペルシカリア・オレンジフィールドを一緒に植えました。

まだ葉の出る時期では無いホスタやペルシカリアは、プリムラやビオラの株の下に植えて、その上を根洗いしたプリムラやビオラの根で覆って、上から培養土を足して押さえます。

 このように縦に長いローズポットを使っているのは、初夏から秋にかけて背の高い宿根草が花を付けるからです。その頃にはビオラもプリムラも終わってしまうので、花の終わった株から別の一年草などに入れ替える予定です。

これだけプリムラが目立つ寄せ植えだと、小輪のクリスマスローズでは全く目立ちませんねw 大輪系の花付きのいい株を選べば良いのですが、そうすると根鉢がかなり大きくなるので寄せる植物の種類が少なくなります。

この寄せ植えには二種類の小灌木が使われています。一つは中央に細く伸び上がっている落葉樹で、斑入り紺照ウツギと呼ばれる、コガクウツギの斑入り品です。

芽出しから落葉まで斑入りの濃紺の葉で楽しませてくれて、初夏には白いアジサイの花も。右奥には常緑樹のヒメツルコケモモ(クランベリー)を植えてあります。こちらも可愛いピンクのお花と赤い果実が楽しめます。

常緑樹は冬の彩りに、落葉樹は一年の変化にと、小灌木は寄せ植えに使うと変化を見せてくれて実に楽しい素材です。

クリスマスローズをアップで。ジュリアンより二回りも小さい小輪の原種交配です。

大木さんの株ではありませんが、最近は原種交配のコンパクトで小輪、多花性のクリスマスローズも増えてきました。

お値段も極端に高価では無くなりましたし、寄せ植えに使ってみても面白いと思います。花が終わって葉が大きくなって、ヤツデのようなグリーンを主張するクリスマスローズも良いものです。

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