2013年1月24日木曜日

今年のヴェシカリウスの様子

一昨年調子を崩してしまい、昨年は手前の芽が動かないままだった6年目を迎える初代ヴェシカリウスです。昨年春の終わり頃に、手前の芽当たりが少し動いたのですが、やっぱり今年も動きませんね。

その分なのか奥側の芽が太めの二つと右端の細めの一つと三芽出てきました。良くても5枚で葉が止まりそうなので、今年も花は咲かずに終わりそうです。うまくすれば来年こそ……

今年からスリット鉢をやめて、底が網状になっている深めのプラ鉢に変更しました。サイズは18cmのものですので、本当ならもうちょっと高さが欲しいところ。

それというのも、やっぱりヴェシカリウスの栽培には、深さのある培養土が必要だと分かってきたからです。実は昨年の3月に上の写真のヴェシカリウスが枯れてしまった時の保険にと、双葉の苗を二本購入しました。シーズン終わりだったので、今タネで買うよりお得だったような。

 それをこんなポットに植えて、約一年経った二年目の姿がこれです。「超ロングポリポット」という名称で売られていたポットで、特に使うアテも無かったのですけど、面白いと思って10個くらい買ってあったものです。

ふと思いついてこれにすぐに植え替えました。サイズは9cmポットで、高さが20cmあります。アホみたいに深鉢ですw 下から1/3はナチュライトの大粒が入っていまして、培養土はハルキガーデンさんの「クリスマスローズの土」をそのまま使っています。わたしの標準用土です。

植え替え後の4月下旬に、左側のポットの一株が本葉を一枚展開してくれました。よく知られている通り、ヴェシカリウスは発芽初年度は双葉のままで休眠に入ります。ただ、全部がそうでは無くて、本葉が一枚出てくる株もある、という話でした。雪割草みたいだなと思ったのですが、植え替えによる刺激で本葉が出てくれたのかもしれません。 ジベレリン処理が効くかもしれませんね。

その後はてきとうにあまり乾燥させずに夏越し、10月中旬に今年の葉が伸びてきました。一年目で本葉を出してきた左の株はこの通りで、二枚展開しています。下から三枚目も伸びてきてます。

右の株は二枚展開しましたが、三枚目の葉芽はまだ見えません。多分ですが今年は出てこないんじゃ無いかなと思います。

このまま植え替えせずに秋まで育てて、超ロングポリポットの10.5cmのものに植え替える予定です。肥料は案外好きそうなので、葉面散布やら液肥やら時々やってます。

まだ二年目のチビ助のくせに、初代の脇芽と同じくらいの葉の大きさになるとは……貴様やるなっ! 想像するしかありませんが、長くまっすぐに根が伸びてる気がします。このポットは四つしか穴が無いので、根が下まで来てるかどうかも見ても分からないのが残念です。

0 件のコメント: