2013年3月6日水曜日

変わった模様の花

二年前に実生一年苗で購入した「花あそび」さんの原種交配苗が咲きました。当時はヤフオクでの購入だけだったかな? いくつか原種交配を落札していて、その内の一つです。

今年はこの一つだけですが、来年以降色々咲いてきますので、花あそびさんの交配には注目しています。もうお一方、ヤフオクで出している個人の方のお花も注目しているのがあるのですが、そちらの方はネットショップなどはやっていないようで、趣味の範疇で楽しんでおられる様子。

さてこの花は原種交配のDDグリーン吹っ掛け絞り小輪にDDデュメトルムを交配したものだそうです。写真だと分かりにくいですが、直径が 2.5cm程の小輪で最近の陽気にも関わらず、開くのに一週間近く掛かったという身持ちの堅いしっかり者です。

花弁はややサイズが小さいので、来年以降変化するか、このままか判断が難しいですが、初開花の為本来の状態では無いと考えています。

 特徴的なのがこの不規則なドット模様。吹っ掛けという表現がまさしくそのままで、あえて英語風に言うなら「ダップルド・バイカラー」って感じでしょうか。

スポットと言われている模様は規則性があります。この模様には規則性を感じません。全体としてみれば幅の広い覆輪状に散っていますが、いくつかは中央にも飛んでいます。

スポットなどの遺伝子とは異なる、別の遺伝子が支配していると思います。トルカでこういうタイプの模様を見たことがあるので、種子親の方にそういう遺伝子があったのかなぁとか。

正面には入りませんので、もっと緑が不透明になれば透けずにコントラストが綺麗になるかと思います。夢花人さんがデュメを使うと色が濁るから好きになれないと仰っていますが、まさにその濁る、抹茶のような不透明感を強くすれば表裏のコントラストが上がってキレが出るんじゃ無いかと考えています。

元々の交配の狙いがその辺にあった気がするので、ひとまずはセルフで。DDデュメは既に花が終わってしまったので、戻し交配はうまくいって来年になりそうなので、セルフでどこまで抹茶になるか見てみようと思います。

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