2014年3月5日水曜日

絹がほころんできました

もう雪はかんべんして欲しいなぁ。と、例年に無く寒い日が続いている当地ですが、ようやっとお絹さんが咲きそうです。花茎はあまり伸びていないので、鉢の縁に付いてしまいそうです。

つぼみはかなり濃いローズピンクです。生長してひとまわり、ふたまわりと大きくなるにつれて、だんだんと色が薄く、桜色に変化していきます。チベタヌスもつぼみは濃い色で、開くと薄くなる変化が見られますが、この絹は色の濃淡が変わる幅が大きいように思います。

組み合わせているニゲルの特性でしょうか。花びらの質感も独特のものがあって、和紙のようなしかみが見られます。アシュードのピンク・アイスはこのしかみがあまり感じられない、どちらかというとつるっとした花です。

絹もピンク・アイスもニゲルとチベタヌスの交配種ですが、選ぶ親同士でかなり違った結果になるのだと思いました。耐暑性など育てる上での性質も、絹の方がより日本の風土に適して、育てやすいように思います。


 先日のリグリクスの花は、このくらいまで開いてきました。早朝で雪が降っている状態でもしっかりと香ります。やはりウィルさんのお墨付きの個体は良いものだなぁと改めて思いました。

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