2012年2月17日金曜日

おいでませお絹さん

これは若泉ファームで育成された、ニゲルとチベタヌスの種間交雑種、「絹」の苗です。以前から欲しかったのですが、今年ついに入手できました。

H. x belcheri という交雑名が付いたそうなので、正式にはヘレボラス・ベルチェリという名前の植物になりますが、若さまの所で育成されているベルチェリには「絹」という和風の名前が付いています。

親になっているニゲルやチベタヌスは、アシュードのものとは遺伝的にもかなり異なっているように思います。実はピンクアイスのほうは苗の実物を見た事がありますが、葉の質感がけっこう違っていると思いました。

絹はチベタヌスにより近い感じがします。植え替えた時に見た根の状態も、ニゲルの面影はほとんど無くて、チベタヌスそのものの感じでした。若さまより排水の良い用土で植えて、スリット鉢は避けてね、のお達しがありましたので、原種用の配合土を使って、若さまの所と同じ底がすだれ状になっている5号のプラ鉢を使って植え付けました。

実生から3年経過している苗だそうなので、順調なら再来年、またはその翌年に透けるように美しい花びらの桜色のお花を楽しめるかもしれません。まずは枯らさないようにしないと。

0 件のコメント: